日本列島は、3.11の東北大震災を引き金に、プレート内での地殻構造が変わり、地震・火山活動が活発になってきました。当社では、以前から放送局・企業さま向けに映像のアーカイブサービスを行ってまいりましたが、ほどんどのコンテンツプロバイダーは、湾岸付近の倉庫に物理的にフィルムやテープを大量に保管しており、将来、首都圏を襲う東京湾直下型地震や東海・東南海・南海連動地震・富士山噴火などのリスクを回避できる手段ではありません。湾岸地域は石油コンビナートが並び、発火や津波が津波が発生し、大切な映像資産がすべて焼失する恐れがあります。
当社では、そのようなリスクを回避するご提案を進めています。一番重要なのは、データ化して、当社で保管し、さらに、遠隔地へ二重バックアップ(一部オフライン)を行っています。保存形式は、P2HDもしくは、XDCAM-HD(MPEG50Mbps,
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当社では既に、アニメ制作会社から大量に受注を請け、災害で焼失するリスクを減らすお手伝いを行っております。