AppleのProResフォーマットに、8Kが追加されているのを、ご存知でしたでしょうか?
Appleが、ProResを扱うのを、Windowsでやめるとかで、コタゴタが、あったと思いますが、実は、こっそり? ProResファイルは、8K/60Pまで扱うことが可能となりました。
上の図の赤枠が、今年4月から追加された項目です。
さらに、4444の上位に、12bit色深度の「ProRes 4444 XQ」というのも追加(表の一番右)されています。昨今の HDRや、ログガンマ を意識しての最上位フォーマットとなります。
弊社では、まだ、そこまでは扱っていませんが、MAC完結で編集の際の中間コーデックとして4K以上を編集する場合は、最強ですね。
当社の場合、番組やCMなどの放送局への納品を行っておりますが、持込素材の9割は、ProRes422HQ か、Grass Valley HQX です。 そのうち、8K素材から4Kまたは、HDへコバートしたいという要望が出てくるでしょうね。。。(PCでコンバートしたら、16コア程度でも、60分尺で24時間以上はかかるでしょうから。)その際、Prores 8Kが生きるのかな??
しかし、8Kの場合、120Pないと、若干スムーズ感に欠ける(解像度が高すぎて)というのもありますが。。。24Pで制作するデジタルシネマの場合は、関係ないでしょうけど。 以上、小話でした。